業種別平均賃金ってどうなってるの?

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業種別平均賃金ってどうなってるの?

どんな記事?

・業種別では、金融・保険、情報通信、教育・学習支援業の賃金が高い

・男女ともに宿泊・サービス業が最も賃金が低い

・どの職種も50代に賃金のピークとなることが多い

・職種別に賃金を知る必要がある

 

 

(内容)

転職を考えている場合、これから生活していくためにも賃金はやはり気になるところです。今回は、行政機構が出しているデータを見ていきます。

 

一般的に、金融・保険業やIT(情報通信)業の賃金が高いと言うイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?これは男性の場合は当てはまりますが、実は女性の場合だと教育・学習支援業が最も高いと言う結果になっています。

 

厚生労働省が毎年発表している賃金構造基本統計調査について見ていきます。今回のデータは少し古いですが、平成27年度のものです。

 

男性の場合、

1位 金融・保険業 482万円

2位 教育・学習支援業 442万円

3位 情報通信業 412万円

 

女性の場合、

1位 情報通信業 313万円

2位 教育・学習支援業 307万円

3位 金融保険業 278万円

 

と言う結果でした。

 

ちなみに宿泊・サービス業は男女ともに最も低く、男性が196万円、女性が196万円となっています。実際の結果を業種別に見ていくと、みなさんのイメージに近いのではないでしょうか?教育・学習支援業が上位に来たのは意外だったかもしれません。

 

これらは、年齢を考慮したデータではありません。実は最初の働き始め(20代前半)は、どの業種も大きな差はなく(200万前後)、年齢が大きくなるにつれて差が開いてきます。金融・保険業に関しては50歳あたりがピークとなり、その後急激に下がっています。教育・学習支援業は50代半ばがピークとなり、その後比較的穏やかに下がってきます。その他の業種(製造業、医療・福祉、宿泊・サービス業など)においても50代にピークとなることが多いようです。

 

今回は業種別で見てきましたが、同じ業種であっても職種によって異なるのでそれぞれ調べる必要があります。相対的に金融・保険業、教育・学習支援、情報通信業は賃金が高い職種が多いであろうことが分かりました。また、厚生労働省のデータが正しいと言い切れないので、参考程度にとどめておきましょう。